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帯状疱疹の初期症状と前兆が出たら何科を受診する?

体の片側にピリピリした痛みが出た。何日かたつと、同じあたりに赤い斑点が並び、その一帯だけがずきずきする。虫に刺された覚えはない。こうしたとき、迷うのが受診先です。皮膚に出ているのだから皮膚科なのか、痛みしかないなら内科でよいのか、手がかりが見当たりません。この記事では、帯状疱疹の初期症状と前兆について公的機関や学会の資料がどこまで述べているのかを整理します。そのうえで、症状の出方に応じた相談先をまとめます。

先に押さえておきたいこと

受診先は症状の出方によって分かれます。痛みを伴う皮疹や水ぶくれがあれば、相談先として挙げられているのは皮膚科です。皮膚の症状がなく、痛みや違和感だけが続く場合は、かかりつけ医や近くの内科、ペインクリニックが候補になります。目の周りに出たときは、眼科の受診が必要になることもあります。
迷う時間を短くしたい理由もあります。抗ウイルス薬は皮疹が出てから72時間以内に投与することが望ましいとされているためです。
どの科か決めきれないときは、内科で相談していただいて差し支えありません。振り分けそのものを診察に持ち込む形になります。

まず確かめたいのは、帯状疱疹という病気で体の中に何が起きているのか、という点です。

目次

帯状疱疹とはどんな病気か 原因・なりやすい人

帯状疱疹とはどんな病気か 原因・なりやすい人

帯状疱疹は、新しくどこかからもらってくる病気ではありません。かかった本人の体の中に前からいたウイルスが、あるきっかけで動き出して起こります。この章では、そのウイルスがどこから来たのか、どんなときに動き出すのか、そして誰に起こりやすいのかを順に見ていきます。

帯状疱疹の原因は体に潜んでいた水ぼうそう(水痘)のウイルス

厚生労働省は帯状疱疹について、過去に水痘(水ぼうそう)にかかったときに体の中に潜伏した水痘帯状疱疹ウイルスが再活性化して起こる病気だと説明しています。症状は神経に沿い、典型的には体の左右どちらか一方に帯状に現れます。そこにできるのが水疱、つまり水ぶくれで、痛みを伴うこともあります。名前にある「帯状」は、この出方をそのまま言い表したものです。

参考:厚生労働省「帯状疱疹ワクチン」

順序をたどると、同じウイルスに二度出会っているわけではないことが分かります。最初にこのウイルスに感染したときは水ぼうそうとして発症し、症状がおさまったあともウイルスは神経節に潜んだままになります。帯状疱疹は、その潜んでいたウイルスが再び動き出した状態を指します。

時期 体の中で起きていること
初めての感染 水痘(水ぼうそう)として発症する
症状がおさまったあと ウイルスが神経節に潜伏したまま残る
免疫の働きが下がったとき 潜んでいたウイルスが再活性化する
帯状疱疹として現れる 神経に沿って体の左右どちらかに帯状に症状が出る

参考:済生会「帯状疱疹(たいじょうほうしん)とは」

水ぼうそうにかかった覚えがなくても起こりうる

帯状疱疹.jpのQ&Aは、国立感染症研究所の帯状疱疹ワクチンファクトシート第2版をもとに、日本の成人のおよそ9割がこのウイルスを保有しているとされる推計を紹介しています。同じQ&Aは、水ぼうそうにかかった記憶がなくても、症状が出ないままウイルスが潜伏している場合があるため帯状疱疹になる可能性はある、とも書いています。子どものころの記憶がないことは、この病気から外れる理由にはなりません

水ぼうそうのあと水痘帯状疱疹ウイルスが神経節に残っていることを皮膚から深さの順に示した図

帯状疱疹はストレスや過労で免疫が下がると発症する

潜んでいたウイルスが動き出すきっかけは、免疫の働きが下がることだとされています。済生会は、加齢やストレス、過労などで免疫が低下するとウイルスが再活性化すると説明しています。日常の言葉でいえば、体が無理をしている時期に重なりやすいということになります。

日本皮膚科学会の皮膚科Q&Aは、誘因をもう少し具体的に挙げています。挙げられているのは次のものです。

  • 加齢
  • 過労
  • 悪性腫瘍の合併を含む免疫機能の低下
  • 手術や放射線照射など

加齢を誘因の筆頭に置いたうえで、残りが続く並びになっています。加齢については次の項目でまとめて扱うので、ここではそれ以外の誘因を見ておきます。

過労とは、休息が足りず体に負荷がかかっている状態を指します。生活の乱れという漠然とした言い方ではなく、体の抵抗力が下がる具体的な場面が並んでいる点が特徴です。

ここで気をつけたいのは、誘因として挙げられていることと、原因がそれだと決まることは別だという点です。忙しい時期が続いていたからといって、その疲れが帯状疱疹を起こしたと確かめられるわけではありません。逆に、思い当たる無理がなくても発症することはあります。誘因の一覧は、自分の生活を採点するための表ではなく、この病気がどういう条件で起こりやすいかを示したものだと考えると読み違えが減ります。

帯状疱疹は50歳を過ぎると増えて80歳までに3人に1人がかかる

年齢は、資料の中で繰り返し出てくる要素です。日本皮膚科学会は誘因の筆頭に加齢(50歳以上)を挙げ、日本人は80歳までに3人に1人が罹患すると考えられているという推計も示しています。厚生労働省と豊島区は、年代別では70歳代で発症する方が多いと示しています。

ただし、この数字を「若い人には縁がない」と読むと実際とずれます。同じ皮膚科Q&Aは、以前は20歳前後と50歳代以降にピークがみられたものの、小児の水痘ワクチン定期接種が始まって以降は20〜40歳代で罹患が増加していると述べています。子どもの水ぼうそうに接する機会が減り、免疫が繰り返し刺激されるブースター効果が得られなくなったためだという説明です。季節性についても、無くなってきていると付け加えています。

年代 資料に書かれていること
20〜40歳代 小児の水痘ワクチン定期接種開始以降に罹患が増加している
50歳以上 加齢が誘因の筆頭に挙げられる年代
70歳代 年代別では発症する方が多いとされている
80歳まで 日本人の3人に1人が罹患すると考えられている

年齢は起こりやすさの傾向を示すものであって、当てはまらない年代の人が除外される目盛りではありません。3人に1人という数字も、80歳までという長い期間の累積として書かれたものです。今この瞬間の自分に当てはめる確率としては読めません。

帯状疱疹が癌の前触れといわれる理由と分かっていること

帯状疱疹を調べていると、癌との関係を述べた文章に行き当たることがあります。この話がどこから来ているのかをたどると、書けることの範囲がはっきりします。

日本皮膚科学会の皮膚科Q&Aには、まれに離れた部位の2ヵ所以上に生じたり両側性にみられることがあり、この場合、内臓悪性腫瘍と合併していることもあるという記述があります。ここに書かれているのは「合併していることもある」という同時に見つかる場合の話で、帯状疱疹が先に起きて癌を予告する、という順序では書かれていません。

参考:日本皮膚科学会「皮膚科Q&A ヘルペスと帯状疱疹 Q14」

向きをそろえて読むと、前の項目とつながります。同じ皮膚科Q&Aは誘因の中に悪性腫瘍の合併を含む免疫機能の低下を挙げていました。つまり両者をつないでいるのは免疫の働きが下がっているという共通の背景であって、帯状疱疹が癌を予告しているという関係ではありません。

「癌の前触れ」という言い方をどう受け取るか
一次情報から言えるのは、まれに2ヵ所以上に出たり両側に出たりする場合に内臓悪性腫瘍と合併していることもある、というところまでです。
帯状疱疹になったことを根拠に、癌があるともないとも結論づけられません。どちらの向きにも書かれていない、というのが一次情報の状態です。
出方が資料の記述と違うように感じたときは、その見え方をそのまま診察で伝えていただくのが、確かめられている範囲での使い方になります。

体の中で何が起きているのかが分かったところで、次に決めたいのは、いま出ている症状がその始まりに当たるのかどうかです。

帯状疱疹の初期症状は?出始めの軽度な痛み・かゆみから全身症状まで

帯状疱疹の初期症状は?出始めの軽度な痛み・かゆみから全身症状まで

初期症状の話を読むときに混ざりやすいのが、時間の呼び方です。本文では、発疹が出る前の段階を前兆、発疹が出た直後を出始め、発症から数日のあいだを初期として書き分けます。なお、章の見出しにある「出始め」だけは、前兆を含む発症の入り口全体をひとまとめに指す見出し上の用法です。

呼び方 この記事で指す時期
前兆 発疹が出る前
出始め 発疹が出た直後
初期 発症から数日のあいだ

帯状疱疹の前兆は数日から1週間続くピリピリした痛み

日本皮膚科学会の皮膚科Q&Aは、帯状疱疹の始まりを次のように述べています。体の片側で、ひとつの神経が受け持つ皮膚の範囲に、神経痛のような痛みや感覚の異常、かゆみが数日から1週間続くという書き方です。そのあとに、腫れを伴う赤い斑点が現れます。痛みや違和感が先に来て、皮膚の変化はあとから追いかけてくる順序になります。

帯状疱疹.jpは、この時期の感じ方をもう少し日常の言葉で書いています。最初に感じ始めるものとして挙げられているのは次の4つです。

  • かゆみ
  • 皮膚の違和感
  • ピリピリとした軽い痛み
  • しびれ

これらを感じ始め、その後2〜7日にわたって発疹が出るという流れです。痛みの表現としては「焼けるような」「拍動するような」「刺すような」といった言い方が挙げられています。

日数の幅は個人差を含んだ書き方になっている

同じ帯状疱疹.jpは、程度や進行には個人差があると書き添えています。「数日から1週間」「2〜7日」は、資料に示された目安の幅です。個人差がある以上、この幅に収まらないことを理由に帯状疱疹ではないと判断することはできません。前兆らしい痛みが1週間を超えて続いている場合も、続いていること自体が診察で伝える材料になります。

帯状疱疹の初期の発疹は赤い斑点の上に水ぶくれができる

痛みや違和感に続いて皮膚に出てくるのが、赤い斑点とその上の水ぶくれです。皮膚科Q&Aは、浮腫性の紅斑が出現したのち紅斑上に小水疱が多発すると述べ、水疱は中央にくぼみがあるのが特徴だとしています。透明な粒がただ並ぶのではなく、真ん中がへこんだ形になるという書き方です。

そのあとの変わり方にも記述があります。小水疱は6〜8日で破れてびらんや潰瘍になり、皮疹が出てから1週間までは新生と拡大がみられます。つまり、新しい皮疹ができたり範囲が広がったりする時期がしばらく続くということです。出そろってから縮んでいく、という形にはなっていません。

時期 皮膚に起きること
前兆のあと 浮腫性の紅斑が出現する
続いて 紅斑の上に小水疱が多発する。水疱は中央にくぼみがある
6〜8日ごろ 水疱が破れてびらんや潰瘍になる
皮疹が出てから1週間まで 新生と拡大がみられる時期が続く

参考:日本皮膚科学会「皮膚科Q&A ヘルペスと帯状疱疹 Q13」

この章で扱うのは、こうした時間に沿った変わり方です。どの部位にどんな並び方で出るかは、体の場所によって見え方が変わるため別の章にまとめています。増えている途中かどうかで自己判断せず、変化の経過をそのまま伝えられるようにしておくほうが診察では役立ちます。

帯状疱疹では痛みや違和感が先に出てそのあと赤い斑点と水ぶくれが出ることを対比した図

帯状疱疹で発熱や頭痛が出ることがある

皮膚の症状だけでなく、体全体の不調が重なることもあります。皮膚科Q&Aが前兆の時期の全身症状として挙げているのは次のものです。

  • 軽度の発熱
  • リンパ節の腫れ
  • 頭痛

これらなど全身症状がみられることもある、という書き方です。原文ではリンパ節腫脹と表記されているもので、首や脇の下などのリンパ節が腫れる状態を指します。

ここで落とせないのが「こともある」という度合いです。全身症状は帯状疱疹に常に伴うものとしては書かれていません。熱や頭痛が出ていないことは、帯状疱疹ではないと判断する材料になりませんし、逆に出ていることが重さの目盛りになるとも書かれていません。風邪のような症状と片側の痛みが同じ時期に重なったときは、そのまま両方を伝えていただくのが確かめられている範囲での扱いになります。

帯状疱疹の症状が軽度でかゆみやしびれだけの場合もある

痛みが強く出るとはかぎりません。帯状疱疹.jpは、痛みの感じ方は人によりさまざまだとしたうえで、あまり痛みがなく、かゆい・しびれる・何か変だと感じるだけの場合もあると述べています。この記述があるため、痛みの強さで帯状疱疹かどうかを線引きすることはできません

さらに幅があります。同じ帯状疱疹.jpは、皮疹が出ない無疱疹性帯状疱疹というタイプも存在し、この場合は神経痛の痛みのみが現れるとしています。皮膚に何も出ないまま痛みだけが続くという形も、この病気の現れ方の中に含まれているということです。

症状が軽いことは判断を先送りする理由にならない

同じ資料は、気づかず治療が遅れると帯状疱疹後神経痛になる可能性が高くなるとも書いています。軽いかどうかは自分で測れる目盛りではなく、しかも軽いまま経過するとは書かれていません。この点は、してはいけないことをまとめた章で改めて扱います。

参考:帯状疱疹.jp「帯状疱疹の予防」

症状の出方に幅があるとすると、次に決めたいのは、その状態でどこへ行けばよいのかです。

帯状疱疹は何科を受診する?症状で変わる病院の選び方

帯状疱疹は何科を受診する?症状で変わる病院の選び方

この章では、どの診療科が受け皿になるのかだけを扱います。症状の詳しい見え方や出る部位については、この次の章にまとめています。

先に時間の話をしておきます。帯状疱疹.jpは、抗ウイルス薬について皮疹が出てから3日(72時間)以内、遅くとも5日以内に投与することが望ましいとされると書いています。受診先を決めかねている時間が長引くほど、この目安から離れていくことになります。ただし同じ資料は、発症後5日以降でも、新しい皮膚症状が出続けている場合や合併症がある場合などには投与が検討されるとしています。72時間を過ぎたから受診しても意味がない、という書き方にはなっていません。薬の詳しい話は治療の章で扱います。

症状の出方 資料が挙げている相談先
痛みを伴う皮疹や水ぶくれがある 皮膚科
皮膚症状がないまま痛みや違和感が気になる かかりつけ医や近くの内科・ペインクリニック
目の周りに出ている 眼科の受診が必要になることもある

帯状疱疹の発疹が出ていれば皮膚科で診てもらう

帯状疱疹.jpは、痛みを伴う皮疹や水ぶくれがある場合は皮膚科を受診すると案内しています。皮膚に見える変化が出ているなら、それを見て判断する科がまず挙がるという形です。

急ぐ理由についても記述があります。済生会は早期発見のポイントとして、治療が遅れると激痛が長期間続くこともあるため、早めに皮膚科を受診するようすすめています。ここで書かれているのは、遅れることで不利になりうるという方向であって、何日以内なら間に合うという線ではありません。

参考:済生会「帯状疱疹(たいじょうほうしん)とは」

帯状疱疹の痛みだけで発疹がないときは内科やペインクリニックに相談する

皮膚に何も出ていないと、皮膚科という選択肢が浮かびにくくなります。帯状疱疹.jpは、皮膚症状がなくても、原因のはっきりしない痛みや違和感など気になる症状がある場合は早めに相談するよう案内しています。相談先として挙げているのは次の3つです。

  • かかりつけ医
  • 近くの内科
  • ペインクリニック

いずれも、皮膚科以外の入口として名前が挙がっているものです。

背景には、前の章で触れた無疱疹性帯状疱疹があります。皮疹が出ないまま神経痛の痛みだけが現れるタイプが存在する以上、皮膚に何も見えないことは相談を控える理由になりません。ここで扱っているのはどこへ行くかという窓口の話で、皮膚に出ないことにどう気づくかという話は次の章に置いています。

痛みが長く残っている場合の記述もあります。済生会は、帯状疱疹後神経痛で痛みが激しい場合、痛みの治療を専門とするペインクリニックなどで神経ブロックを行うこともあると述べています。ペインクリニックは急性期の相談先としても、痛みが残ったあとの相談先としても挙げられているということになります。

参考:日本ペインクリニック学会「帯状疱疹後神経痛予防のための神経ブロックの有効性」

帯状疱疹が目の周りに出たときは眼科の受診が必要になることもある

顔に出た場合は、皮膚だけの問題にとどまらないことがあります。済生会は、顔面に起きる帯状疱疹では角膜炎や結膜炎を引き起こすことがあると書いています。角膜炎は黒目の表面の炎症、結膜炎は白目やまぶたの裏側の炎症を指します。目の症状が出ているなら、目を診る科が関わる場面だということです。

医療機関側の動きも書かれています。帯状疱疹.jpは、眼や中枢神経系などの合併症がある場合は、その症状に応じて他の診療科と連携した治療を行うこともあると説明しています。連携するのは医療機関の側であって、患者が自分で複数の科を回る順番を組み立てる必要があるという書き方ではありません。

読者の側でやることは、目に関わる症状を最初の受診時にあわせて伝えるところまでです。

発疹があれば皮膚科、痛みだけなら内科やペインクリニック、目のまわりなら眼科へと受診先が分かれることを示した図

帯状疱疹の受診先に迷うときに当院の内科でできること

ここまでを読んでも科が決まらない、という状態はよくあります。痛みだけなのか発疹の始まりなのかが自分では見分けられない段階では、どの科が当てはまるのかも決まらないためです。

池袋かめさん内科では、内科診療は予約なしでもご受診いただけると案内しており、日本救急医学会の救急科専門医による総合的な診療を掲げています。受診先を決めてから来ていただく形ではなく、決めかねている状態のままご相談いただけます。診察のうえで、目の症状のように他科での対応が必要と判断される場合は、その旨をお伝えします。

ひとつだけ例外があります。発熱のある方や解熱剤を服用した方、新型コロナウイルスの自己検査で陽性となった方は、院内感染対策のため、事前に発熱外来をご予約のうえご来院いただきます。帯状疱疹でも軽度の発熱がみられることがあるため、熱を伴う場合はこちらの窓口が先になります

片側の痛みや発疹が帯状疱疹なのか判断がつかない状態でも、そのまま内科でご相談いただけます。池袋かめさん内科の内科診療は予約なしでも当日ご受診いただけます。ただし発熱のある方や解熱剤を服用した方、新型コロナウイルスの自己検査で陽性となった方は、事前に発熱外来のご予約が必要です。ご予約やご相談は電話(03-3986-4466)・WEB・LINEで受け付けております。雑司が谷駅2番出口から徒歩2分、目白駅から徒歩10分の場所にあります。

帯状疱疹の症状が出る部位と見た目の特徴

帯状疱疹の症状が出る部位と見た目の特徴

受診先の目安が立ったところで、次は出る場所と見え方です。帯状疱疹は特定の一か所だけに出る病気ではなく、資料は複数の部位を挙げています。この章では症例写真ではなく、文章で出方の特徴を整理します。

一次情報が発症部位として記述しているのは、次のような場所です。

  • 顔・目の周り
  • 首・胸・背中
  • 腕・腰
  • 下腹部・おしり・足 など

日本皮膚科学会は、知覚神経のある体のどこでも発症すると述べたうえで、特に12対ある胸髄神経節の領域である体幹に多いとしています。三叉神経領域の第1枝、つまり顔面の上側も好発部位として挙げられています。上の並びは、この範囲の中で資料が名前を出している部位をまとめたものです。

顔に出る帯状疱疹で気をつけたい目の症状

受診先の章で触れた角膜炎や結膜炎を、ここでは症状の側から見ておきます。日本皮膚科学会は三叉神経領域の第1枝、つまり顔面の上側を好発部位に挙げており、症状がまぶたや目の周りに及ぶ場面が出てきます。皮膚と目が同じ領域に含まれる、という位置関係です。

ここで扱っているのは、発症した部位でそのまま見える症状です。顔に出た帯状疱疹に関連して耳鳴りや難聴、顔面神経麻痺などが起こることもあると同じ資料は書いていますが、こちらは神経や全身に広がっていく合併症にあたるため、その後の経過をまとめた章で扱います。

皮膚の症状と同じ時期に目に関わる変化が出ている場合は、皮膚の状態だけでなく目の様子もあわせて伝えていただくのが実際的です。

腕や背中など体に出る帯状疱疹の見た目

体幹に出る場合の見え方には、分かりやすい特徴があります。厚生労働省が書いているとおり、症状は神経に沿い、典型的には体の左右どちらか一方に帯状に現れます。左右の同じ場所に対称に出るのではなく、典型的には片側に帯のように並ぶ、という形です。

帯状疱疹.jpは部位をもう少し細かく挙げています。主に腕や胸、背中など上半身にみられ、顔や首に現れることもあるとしたうえで、下半身ではおしりや足の片側に水疱ができ、歩行時や座るときに痛みを強く感じることがあると書いています。出る場所によって、日常のどの動作でつらくなるかが変わってくるということです。

部位 資料に書かれている出方
胸や背中などの体幹 12対ある胸髄神経節の領域にあたり、発症が多い
腕・胸・背中 主に上半身にみられる
顔や首 現れることもある。顔面の上側は好発部位
おしりや足 下半身では片側に水疱ができ、歩行時や座るときに痛みを強く感じることがある

粒そのものの見え方は、どの部位でも共通しています。紅斑の上に小水疱が多発し、水疱は中央にくぼみがあるという形です。場所が変わっても粒の特徴は変わらず、変わるのは並ぶ位置と、そこで出てくる生活上の不便のほうになります。

帯状疱疹の初期はダニなどの虫刺されと間違われることがある

出始めの赤い斑点は、ほかの原因による皮膚の変化とよく似ています。日本皮膚科学会は、診断は症状から一般に判断できるものの、時に虫刺され、かぶれ、単純疱疹などとの見分けが必要になることがあると述べています。原文では接触皮膚炎、鑑別という語が使われており、医療機関の側でも見分けが問われる場面がある、という書き方です。

読者が検索する言葉としてはダニが挙がりますが、ダニが帯状疱疹を起こすという関係ではありません。ここで問題になるのは、虫に刺されたのだろうと考えて様子を見ているあいだに、受診の時期が後ろへずれることです。

見分けにくさは受診を遅らせる方向に効く

虫刺されとの見分けが医療機関でも問われる以上、手元で見比べて確かめる方法があるという書き方はどの資料にもありません。片側だけに帯のように並んでいる、痛みが先にあった、といった経過は診察で使われる情報になります。刺された心当たりがあるかどうかも含めて、そのまま伝えていただく形になります。

帯状疱疹の痛みは典型例では体の片側に限られることを示した帯

発疹が出ずに痛みだけの帯状疱疹もあり気づきにくい

この章は見た目の特徴を扱ってきましたが、見た目で判断できない形もあります。帯状疱疹.jpが書いている無疱疹性帯状疱疹がそれにあたり、皮疹が出ないまま神経痛の痛みのみが現れると記されています。

見えないことは、そのまま気づきの遅れにつながります。片側に沿った痛みが続いているのに皮膚には何も出ていない、という状態は説明がつきにくく、別の原因を探しているうちに時間が過ぎます。皮膚に何も出ていないことは、帯状疱疹の可能性を外す材料にはなりません

手がかりになるのは、痛みの出方のほうです。典型例では体の片側に限られ、その範囲が神経の走りに沿うとされており、皮膚に変化がなくても残る特徴になります。思い当たる原因がないまま続いている痛みは、それ自体が伝える価値のある情報になります。

見た目から言えることと言えないこと
典型的な特徴として書かれているのは、体の片側に帯のように並ぶこと、紅斑の上に小水疱が出ること、水疱の中央にくぼみがあることです。
一方で、虫刺されや接触皮膚炎との見分けは医療機関でも必要になる場面があるとされ、発疹が出ないまま痛みだけが出る形もあります。見え方だけで確かめきれない部分が残ります。

帯状疱疹はうつる?家族や赤ちゃんへの影響

帯状疱疹はうつる?家族や赤ちゃんへの影響

同居している家族がいると、うつるかどうかが気になります。この章で「うつる」と書くときは、ウイルスが伝わって免疫を持たない人が水ぼうそうを発症することを指します。帯状疱疹という同じ病気が相手に移るという意味では使いません。ここを分けておかないと、章の中で正反対の話をしているように読めてしまいます。

帯状疱疹そのものがほかの人にうつることはない

結論から確かめます。日本皮膚科学会と帯状疱疹.jpは、帯状疱疹は他の人から感染するわけではなく、周囲の人に帯状疱疹としてうつることはないと明記しています。

理由は、この病気の成り立ちにあります。帯状疱疹は自分の体に潜んでいたウイルスが再活性化して起こるものでした。誰かから新しくもらって発症する形ではないため、隣にいる人が帯状疱疹をうつされるという経路が成り立ちません。同居していること自体が、相手を帯状疱疹にする条件にはならないということです。

帯状疱疹から水ぼうそう(水痘)がうつるのは免疫を持たない人

ただし、ウイルスが伝わる場面はあります。帯状疱疹.jpは、水痘・帯状疱疹ウイルスに対する免疫を持たない人が感染した場合、水ぼうそうを発症する可能性があると書いています。伝わった先で起きるのは帯状疱疹ではなく水ぼうそうだ、という点がこの章の要になります。

免疫を持たない人が誰かについても、同じ資料が名前を挙げています。水ぼうそうの予防接種を受けていない赤ちゃんや、過去に水ぼうそうにかかったことがない人です。

資料が水ぼうそうを発症する可能性を挙げているのは、あくまで水痘・帯状疱疹ウイルスへの免疫を持たない人です。分かれ目は年齢でも同居の近さでもなく、免疫の有無になります。

家庭の中で気にかける相手は、この記述の範囲で決まります。同居している全員に同じ配慮が要るわけではなく、免疫を持たない人がいるかどうかで変わります

うつるのは帯状疱疹ではなく免疫を持たない人に水ぼうそうとして出ることを包含関係で示した図

帯状疱疹の水ぶくれへの接触やウイルスの吸い込みが感染の経路

ここでいう感染は、前の項目のとおり免疫を持たない人が水ぼうそうを発症することを指します。そのうえで経路を見ていきます。

帯状疱疹.jpによると、主な経路は、感染者の皮膚にできた水疱に直接触れることです。加えて、水疱から飛び散ったウイルスが空気中に拡散し、それを吸い込むことで感染が起こる場合もあるとされています。吸い込みのほうには「場合もある」という留保が付いており、直接触れることと同じ重みでは並べられていません。

経路 原文での書かれ方
水疱に直接触れる 感染者の皮膚にできた水疱に直接触れることで広がる
飛び散ったウイルスを吸い込む 吸い込むことで感染が起こる場合もある

参考:帯状疱疹.jp「帯状疱疹の症状」

主従が分かると、配慮の向きも決まります。気をつける中心は、水ぶくれに直接触れさせないことです。一方で、飛び散ったウイルスを吸い込んで感染する場合もあるという記述も残っており、接触だけを見ればよいという書き方にはなっていません。

帯状疱疹のあいだにお風呂で人にうつさない注意点

入浴について、資料が答えているのは感染経路までです。湯船に入ってよいかどうか、シャワーだけにすべきかどうかを述べた一次情報は見当たりません。そのため、この項目では入浴の可否ではなく、うつさないための扱いに絞ります。

前の項目で確かめたとおり、伝わる経路の中心は水疱に直接触れることでした。入浴の場面でも、水ぶくれのある部分に家族が直接触れないようにするという点までが、資料から言える配慮になります。

感染力がいつまで続くかは書かれていない

いつまで気をつければよいのかを日数で示した記述は、確かめた資料の中にはありませんでした。したがって「何日たてば大丈夫」という線は引けません。水ぶくれが残っているあいだは触れさせない、という扱いの向きだけが資料から言えることになります。

家庭内で確かめておくとよいこと
配慮が要るかどうかは、同居している人が水痘・帯状疱疹ウイルスの免疫を持っているかどうかで決まります。予防接種を受けていない赤ちゃんや、過去に水ぼうそうにかかったことがない人が該当します。
誰が当てはまるか分からないときは、その点も含めて診察で相談していただけます。皮膚の状態がどう変われば扱いを変えてよいかも、あわせて確認する材料になります。

帯状疱疹でしてはいけないこと・安静のとり方

帯状疱疹でしてはいけないこと・安静のとり方

周りへの配慮の次に決めたいのは、自分の過ごし方です。この章では、資料がしないほうがよいと書いていることと、安静をどう考えるかを扱います。資料に書かれていないことは、してよいとも、してはいけないとも判断できません。その前提で読み進めてください。

帯状疱疹は軽くても放置せず受診する

この章の土台になるのが、日本皮膚科学会の次の記述です。年齢が若いから軽症ですむとはかぎらず、その患者の抵抗力により重症度が決定される。初期に軽症であっても、無理をすることでいくらでも重症化する疾患である、と書かれています。

この一文は二つのことを言っています。ひとつは、若さが軽さを保証しないこと。もうひとつは、始まりが軽いことと、そのまま軽く終わることとは別だということです。出始めの症状が軽いという観察は、様子を見てよい根拠として使えません。

参考:日本皮膚科学会「皮膚科Q&A ヘルペスと帯状疱疹 Q18」

時間の面でも不利に働きます。抗ウイルス薬は皮疹が出てから72時間以内に投与することが望ましいとされており、様子を見ているあいだにも、皮疹が出てからの時間は過ぎていきます。帯状疱疹.jpは、気づかず治療が遅れると帯状疱疹後神経痛になる可能性が高くなるとも書いています。ここで問題になるのは受診先ではなく、受診するかどうかを保留にすることのほうです。

帯状疱疹の痛みを我慢して働き続けない

仕事を休むべきかどうかは、多くの方が知りたい点です。ただ、帯状疱疹について法律で定められた就業制限は確認できませんでした。休んでよい、休まなくてよいという線を資料から引くことはできません。

書けるのは、無理をすることについての記述です。初期に軽症であっても無理をすることで重症化しうるとされている以上、痛みを我慢して普段どおりの負荷をかけ続けることは、資料の記述と逆の方向になります。

もうひとつ、周りへの配慮という面もあります。前の章で確かめたとおり、免疫を持たない人が水ぶくれに触れると水ぼうそうを発症する可能性があります。職場に該当する人がいるかどうかは自分では分かりません。どこまで働き方を変えるかは、症状の程度と仕事の内容によって変わります。診察の場でご相談ください。

帯状疱疹のあいだに気をつけること四つを並べた図

帯状疱疹の水ぶくれは触らずワセリンなどで保護する

患部の扱いには、はっきりした記述があります。日本皮膚科学会は、皮膚病変の治療は基本的にワセリンなどでの保護が主体であり、二次感染や潰瘍になった場合はそれに合った外用薬を選択すると記しています。手を加えるより、覆って守るほうが基本だという書き方です。

触れないことについても理由があります。ウイルスは水疱に直接触れることで広がるとされているため、水ぶくれをつぶしたり、こすったりする扱いは避ける方向になります。

「触らない」の意味も決めておきます。塗ったり覆ったりする以上、患部にまったく触れずに済ませることはできません。ここでいう「触らない」は、必要以上に触れないという意味です。かゆみがあってもかき壊さない、破れた部分をいじらない、というあたりが線引きになります。何をどう塗るかについては、二次感染の有無で選ぶ薬が変わるとされています。自分で決めずに診察でご確認ください。

帯状疱疹の安静は日数ではなく発疹の治り方で考える

見出しにある「発疹の治り方で考える」は、皮膚の状態を判断材料のひとつにするという意味です。まず前提として、何日安静にするという基準を示した一次情報は見当たりませんでした。

近い記述として挙げられるのは、皮膚の経過についてのものです。日本皮膚科学会は、皮疹出現後1週間までは新生・拡大がみられ、以後は約2週間でかさぶたになり、約3週間でかさぶたが脱落すると書いています。ただしこれは経過の説明であって、この日数で活動を再開してよいという基準ではありません。かさぶたになったかどうかも、同じ理由で安静を切り上げる線としては使えません。

再開の可否は発疹の見た目だけで決めない

では皮膚の状態をどう使うのか。判断そのものを自分で完結させるための材料ではありません。皮膚の症状と痛みの残り方は別に動くことがあり、しかも症状の重さは抵抗力によって変わるとされています。どこまで動いてよいかは、発疹の見た目だけで自己判断せず、経過を医師に伝えたうえで一緒に決めていただく形になります。

資料の範囲で言える「しないほうがよいこと」

出始めが軽いことを、様子を見てよい根拠にしないこと。初期に軽症でも無理をすることで重症化しうると書かれています。
痛みを我慢して普段どおりの負荷をかけ続けないこと。水ぶくれを必要以上に触ったり、かき壊したりしないこと。
日数やかさぶたの有無だけで安静を切り上げないこと。飲酒や運動のように資料が触れていない項目は、この一覧に入れていません

帯状疱疹の治療に使う薬と症状が落ち着くまでの期間

帯状疱疹の治療に使う薬と症状が落ち着くまでの期間

医療機関では何が行われるのか、どのくらいで症状が落ち着くのかを扱います。薬の種類と複数の日数が出てくるため、数字ごとに何の期間なのかを分けて見ていきます。

帯状疱疹の抗ウイルス薬は発疹が出てから72時間以内が望ましい

治療の中心になるのは抗ウイルス薬です。日本皮膚科学会は、抗ウイルス薬の全身投与をできるだけ早期に開始することが大切だとしています。挙げられている一般名は、アシクロビル、バラシクロビル、ファムシクロビル、アメナメビルの4つです。

時間の目安は帯状疱疹.jpが書いています。皮疹が出てから3日(72時間)以内、遅くとも5日以内に投与することが望ましいとされ、通常は内服薬を7日間服用するという記述です。ここでいう72時間は、症状が消えるまでの日数ではなく、薬を飲み始めるまでの目安として書かれています。

数字 何についての数字か
72時間(3日)以内 抗ウイルス薬の投与を開始することが望ましいとされる時間
遅くとも5日以内 同じく投与開始の目安として挙げられている上限
通常7日間 内服薬を服用する期間

過ぎた場合についても記述があります。同じ資料は、発症後5日以降でも、新しい皮膚症状が出続けている・合併症がある・帯状疱疹後神経痛のリスクが高い場合は投与が検討されるとしています。条件つきではあるものの、5日という数字が投与の打ち切り線として置かれているわけではありません。

72時間という数字の扱い
この数字が指しているのは、抗ウイルス薬を飲み始めるまでの目安です。症状が消えるまでの日数でも、受診を締め切る日でもありません。
過ぎた場合でも投与が検討される条件が挙げられているため、日数が過ぎたことを受診しない理由に読み替えないほうが実際に近くなります。

帯状疱疹の発疹は約2週間でかさぶたになり3週間ほどで軽快する

先に範囲を決めておきます。この項目で扱うのは皮膚の症状の経過だけです。痛みが残る場合については、皮膚の症状とは別に動くため、この次の章でまとめて扱います。

日本皮膚科学会は経過を次のように書いています。皮疹出現後1週間までは新生・拡大がみられ、以後は治癒に向かい、約2週間でかさぶた、約3週間でかさぶたが脱落するという流れです。出そろうまでにしばらくかかり、そこから引いていくという二段構えになっています。

この日数は自然の経過として書かれたもので、薬を飲めばこの日数になる、という効果を示した数字ではありません。前の項目で見た7日間の内服とも別の話です。皮膚が落ち着いたことと、この病気全体が終わったことは同じではないという点は、次の章で改めて扱います。

帯状疱疹の痛みは鎮痛薬や神経ブロックでやわらげる

痛みへの対応も治療の一部です。日本皮膚科学会は、急性期の痛みにはアセトアミノフェンやロキソプロフェンなどの鎮痛薬を用いるとしています。痛みが激烈な場合には、早い段階から麻酔科で神経ブロックを行うことも考慮するという書き方です。飲み薬と処置の両方が挙げられていることになります。

ここで扱っているのは急性期の痛みに限られます。皮膚の症状がおさまったあとに残る痛みについては、一般的な痛み止めは効かないと同じ資料が書いており、使う薬が変わります。残った痛みの話は次の章に置いています。

痛みの強さは人によって違い、どの方法を選ぶかは診察で決められます。痛みが強いことを我慢の問題として扱わず、そのまま診察でお伝えください

帯状疱疹で入院が必要になるのはどんなときか

資料には、入院が必要となる重症の例も挙げられています。日本皮膚科学会が挙げているのは、病変が広範囲で複数の神経支配領域にまたがる場合です。原文では神経皮膚分節と表記されています。ほかにも、ひとつひとつの皮疹が大きく黒ずんだ水疱になっている場合や、全身に水疱瘡様の発疹が出た場合が含まれます。これらでは抗ウイルス薬を点滴で投与する必要があるとされ、激烈な疼痛や合併症でも入院が必要になると述べています。

済生会も近い記述をしています。水痘のように全身に水疱が出たり高熱を伴う場合は点滴治療が必要なことがあり、入院設備のある皮膚科を受診するよう案内しています。

挙げられている状態 対応として書かれていること
病変が広範囲で複数の神経皮膚分節にまたがる 入院が必要となる重症として挙げられている
個疹が大きく黒ずんだ水疱・全身に水疱瘡様の発疹 同上。抗ウイルス薬の点滴静注が必要
激烈な疼痛や合併症がある 入院が必要になるとされている
全身に水疱が出る・高熱を伴う 点滴治療が必要なことがあり、入院設備のある皮膚科の受診

一覧を見ると不安が増えるかもしれませんが、これは入院になる条件を自分で判定するための表ではありません。広範囲かどうか、水疱の色がどうかといった見極めは診察で行われます。ここで読み取れるのは、症状の広がり方によって対応の場所が変わることがある、というところまでです。

帯状疱疹の後遺症・合併症・再発などその後の経過

帯状疱疹の後遺症・合併症・再発などその後の経過

皮膚の症状が落ち着いたあとにも、資料が扱っている話が残ります。痛みが続く場合、神経や全身に関わる合併症、そしてもう一度かかるかどうかです。皮膚の経過とこれらは別に動くため、章を分けて整理します。

帯状疱疹後神経痛(後遺症)は3か月以上続く痛み

日本皮膚科学会は帯状疱疹後神経痛について、皮疹がおさまったあとも痛みが残り、3ヶ月以上持続したものと定義しています。発生率は約10〜20%とされています。痛みが少し長引いた状態を指す言葉ではなく、期間で区分された呼び名だということです。

痛みの質にも記述があります。帯状疱疹.jpは、軽く触れただけでも痛みを感じるアロディニアを生じることがあるとしています。服が擦れる、風が当たるといった刺激で痛むという形です。

薬の効き方は急性期と違います。同じ皮膚科Q&Aは、帯状疱疹後神経痛では一般的な痛み止めは効かないとしたうえで、様々な慢性疼痛治療薬を用いるが効果は人により異なると書いています。治療の章で見た急性期の鎮痛薬とは扱いが変わる、ということになります。

帯状疱疹後神経痛(後遺症)が残りやすいのは60歳以上や初めの痛みが強かった人

起こりやすい条件も示されています。日本皮膚科学会が挙げているのは3つです。60歳以上の高齢者、皮疹が重症だった人、そして初診時の痛みが強かった人です。見出しに入っているのは年齢と初診時の痛みですが、皮疹が重症だった場合も同じ並びに置かれています。

挙げられている条件 原文での書かれ方
年齢 60歳以上の高齢者
皮膚の症状 皮疹が重症だった人
初めの痛み 初診時の痛みが強かった人

参考:日本皮膚科学会「皮膚科Q&A ヘルペスと帯状疱疹 Q20」

割合についての報告もあります。帯状疱疹.jpは、50歳以上の患者の約2割が帯状疱疹後神経痛に移行するという報告があると紹介しています。この数字は報告として引かれているもので、条件が当てはまる人がその割合でそうなると決まる、という読み方はできません。

当てはまるかどうかで結論は出ない

3つの条件は、起こりやすさの傾向として書かれたものです。当てはまれば残ると決まるわけでも、当てはまらなければ残らないと確かめられるわけでもありません。使い方としては、初めの痛みが強かったこと、皮膚の症状が広かったことを診察でそのまま伝える、というところまでになります。

帯状疱疹後神経痛が残りやすいとされる条件が積み上がることを示した図

帯状疱疹の合併症として起こる顔面神経麻痺や尿が出にくい症状

痛み以外の合併症も、出た場所によって挙げられています。日本皮膚科学会は、顔から首にかけての神経の領域ではラムゼイ・ハント症候群として、同側の顔面神経麻痺・味覚障害・内耳障害が起こることがあるとしています。原文では三叉神経第3枝から第3頚髄神経領域と表記されている範囲です。まれに運動麻痺がみられ、上肢に多いとも書かれています。

下半身側についても記述があります。同じ資料は、仙骨部や外陰部の領域では膀胱直腸障害により尿閉が起こることがあると記しています。済生会も、腰部や下腹部に発症すると便秘になったり尿が出にくくなったりすることがあると書いています。

発症した領域 合併症として挙げられているもの
三叉神経第3枝〜第3頚髄神経領域 ラムゼイ・ハント症候群(同側の顔面神経麻痺・味覚障害・内耳障害)
顔面 まれに耳鳴りや難聴、顔面神経麻痺
上肢を中心とした領域 まれに運動麻痺
腰部・下腹部・仙骨部・外陰部の領域 便秘、尿が出にくくなる、膀胱直腸障害による尿閉

並んでいるのは、いずれも発症した神経の領域と結びついた変化です。顔の動かしにくさ、味の分かりにくさ、耳の聞こえ方の変化、排尿のしにくさは、皮膚だけを見ていては分かりにくい変化です。気づいた症状があれば、皮膚の状態とは分けて伝える必要があります。

帯状疱疹は何回もなる?再発する人の割合

一度かかれば終わりなのか、という問いにも記述があります。済生会は、通常は生涯に一度しか発症しないが、免疫が低下している場合には再発することもあるとしています。原則と例外が同じ文の中に並べられている形です。

帯状疱疹.jpも数字を添えています。帯状疱疹になると強い免疫がつくとしたうえで、かかった人のうち数%は再発するといわれているという書き方です。二度目がないと言い切る記述にはなっていません。

再発しないと決めつけない読み方

数%という数字は小さく見えますが、免疫が低下している場合には再発することもあるという但し書きと合わせて読むものです。一度かかったという経験は、次に同じような症状が出たときに帯状疱疹を外す理由にはなりません。前と似た片側の痛みが出たときは、前回かかったことも含めて診察でお伝えください。

帯状疱疹を予防するワクチンの種類・副反応・受けられる条件など

帯状疱疹を予防するワクチンの種類・副反応・受けられる条件など

ここまでは発症したあとの話でした。この章では、発症する前に選べる手段としてのワクチンを扱います。

前提を先に置きます。帯状疱疹.jpは、ワクチンは帯状疱疹を完全に防ぐものではないが、発症しても症状が軽くすむという報告があるとしています。受ければかからないという書き方にはなっていません。この位置づけを踏まえたうえで、種類・制度・副反応・受けられない場合を順に見ていきます。

帯状疱疹ワクチンは生ワクチンと不活化ワクチン(シングリックス)の2種類

厚生労働省は、帯状疱疹ワクチンには生ワクチンと組換えワクチンの2種類があり、いずれか1種類を接種すると説明しています。組換えワクチンは不活化ワクチン、サブユニットワクチンとも呼ばれるもので、製品名としてはシングリックスが挙げられます。公的な資料では組換えワクチンという表記が使われている、という点を押さえておくと資料を読み比べるときに迷いません。

接種の仕方は2種類で異なります。生ワクチンは皮下に1回接種し、組換えワクチンは2か月以上の間隔をあけて2回筋肉内に接種します。組換えワクチンについては、免疫機能が低下した方などでは医師の判断で1か月まで間隔を短縮できるとされています。

効果についても数値が示されています。厚生労働省が挙げているのは、接種後1年時点で生ワクチンが6割程度、組換えワクチンが9割以上という値です。5年時点では4割程度と9割程度、10年時点では組換えワクチンが7割程度とされています。帯状疱疹後神経痛に対する効果は、接種後3年時点で生ワクチンが6割程度、組換えワクチンが9割以上と書かれています。

項目 生ワクチン 組換えワクチン(不活化・シングリックス)
接種回数 皮下に1回 2か月以上あけて2回
接種方法 皮下接種 筋肉内接種
接種後1年時点の予防効果 6割程度 9割以上
接種後5年時点の予防効果 4割程度 9割程度

参考:厚生労働省「帯状疱疹ワクチン」

どちらを選ぶかは、回数・接種方法・効果の持続・体の状態をあわせて医師と決めるものです。数値が高いほうを自動的に選ぶという形にはなっていません。免疫が低下している方については、次の項目と最後の項目で扱う条件が関わってきます。

帯状疱疹ワクチンの定期接種の対象は65歳と経過措置の年齢

制度が変わった点があります。厚生労働省と豊島区は、2025年度(令和7年度)から、65歳の方などへの帯状疱疹ワクチンの予防接種が予防接種法に基づく定期接種の対象になったとしています。あわせて、法律上の接種義務はないとも明記されています。受けるかどうかは本人が決めるという位置づけです。

対象は年齢だけで決まりません。厚生労働省が挙げているのは次の3つです。

対象 内容
65歳を迎える方 当該年度に65歳になる方
60〜64歳の方の一部 HIVによる免疫の機能に障害があり日常生活がほとんど不可能な方
経過措置の対象年齢 2025〜2029年度の5年間で、その年度内に70・75・80・85・90・95・100歳になる方

参考:厚生労働省「帯状疱疹ワクチン」

65歳という数字だけを見て対象外だと判断すると、60〜64歳の該当する方と経過措置の年齢が抜け落ちます。自分が当てはまるかどうかは年齢と体の状態の両方で決まるため、区の案内で確かめてください。

費用の扱いは、定期接種と任意接種で分かれます。帯状疱疹.jpによると、予防接種に健康保険は適用されず、接種費用は自己負担です。ただし、定期接種の対象者は接種費用の一部について助成を受けられるとされています。対象から外れる場合は任意接種となり、自由診療での接種になります。豊島区では、予診票を受け取ったのち指定医療機関で接種する流れです。定期接種の機会は生涯に一度のみと定められています。区が行っていた任意接種の費用助成は令和7年度から終了しているため、定期接種と任意接種を同じものとして考えないほうが混乱しません

参考:豊島区「帯状疱疹ワクチンの定期接種について」

池袋かめさん内科は、料金表のページで豊島区の予防接種事業として取り扱う一覧に帯状疱疹ワクチンを掲載しています。ワクチンは取り寄せとなる場合があるため、事前にご予約のうえご来院ください。ご予約は電話・Web・公式LINEから受け付けております。自己負担額や対象の確認については、区のページとあわせてご相談ください。

帯状疱疹ワクチンの副反応は接種した部位の痛みや発赤が多い

副反応については、厚生労働省が発現割合とともに一覧を示しています。多く報告されているのは接種した部位の反応で、組換えワクチンでは疼痛が70%以上、生ワクチンでは発赤が30%以上とされています。

発現割合 生ワクチン 組換えワクチン
70%以上 疼痛
30%以上 発赤 発赤・筋肉痛・疲労
10%以上 そう痒感・熱感・腫脹・疼痛・硬結 頭痛・腫脹・悪寒・発熱・胃腸症状
1%以上 発疹・倦怠感 そう痒感・倦怠感・その他の疼痛

数字が高いことは、その症状が重いという意味ではありません。発現割合は、その症状が報告された頻度を示したものです。

頻度が示せないものもあります。同じ資料は、頻度は不明としながら、重い副反応も挙げています。生ワクチンではアナフィラキシー・血小板減少性紫斑病・無菌性髄膜炎、組換えワクチンではショック・アナフィラキシー・ギラン・バレー症候群がみられることがある、という書き方です。割合の大きい副反応と、頻度が分からない重い副反応は別の欄に書かれているので、分けて読むところです。接種後の体調の変化については、接種を受けた医療機関にご相談ください。

帯状疱疹ワクチンを接種できない人と注意が必要な人

受けられない場合も定められています。厚生労働省が挙げているのは、接種液の成分でアナフィラキシーを呈したことがある方と、医師が不適当な状態と判断した方です。発熱している場合や重篤な急性疾患にかかっている場合は、その状態が落ち着いてからとされています。

種類による違いもあります。生ワクチンは、免疫が低下している方は接種できないとされています。前の項目で見た2種類のうち、体の状態によって選べる範囲が変わるということです。

  • 接種液の成分でアナフィラキシーを呈したことがあるか
  • いま発熱していないか
  • 重篤な急性疾患にかかっていないか
  • 免疫の働きが下がる治療を受けているか

上に挙げたのは、接種を検討するときに医師へ伝える材料です。該当するかどうかを自分で判定して受けるかどうかを決めるための一覧ではありません。治療中の病気や服用中の薬がある場合は、その内容をそのまま伝えていただくと判断が進みます。

帯状疱疹についてよくある質問

帯状疱疹についてよくある質問

最後に、帯状疱疹について寄せられやすい質問を8つまとめました。

帯状疱疹かどうか確かめる方法は?

自分で確かめる方法として示されたものはありません。日本皮膚科学会は、診断は臨床症状で一般に判断できると述べています。補助的な検査としては、発疹の塗抹標本を染色してウイルス性巨細胞をみる方法が挙げられています。現在はイムノクロマト法を用いたウイルス抗原検出法が主体だと書かれています。いずれも医療機関で行われるものです。同じ資料は、時に虫刺され、接触皮膚炎または単純疱疹などの疾患と鑑別を要することがあるともしています。片側に沿って出ているか、痛みが先にあったかといった経過は、診察で使われる情報になります。

帯状疱疹は病院に行かなくても自然によくなりますか?

経過だけを見れば皮膚の症状は引いていくと書かれていますが、行かなくてよいという意味にはなりません。日本皮膚科学会は、皮疹出現後1週間までは新生・拡大がみられ、約2週間でかさぶた、約3週間でかさぶたが脱落すると記しています。ただし同じ資料は、初期に軽症であっても無理をすることでいくらでも重症化する疾患だとも書いています。抗ウイルス薬は皮疹が出てから72時間以内に投与することが望ましいとされ、気づかず治療が遅れると帯状疱疹後神経痛になる可能性が高くなるという記述もあります。皮膚がおさまることと、痛みが残らないことは別に扱われています。

帯状疱疹は市販薬で対処できますか?

市販薬で対処してよいと述べた一次情報は見当たりません。資料が治療として挙げているのは、医療機関で処方される抗ウイルス薬の全身投与です。皮膚については、基本的にワセリンなどでの保護が主体で、二次感染や潰瘍になった場合はそれに合った外用薬を選択するとされており、状態によって選ぶものが変わります。また、診断そのものが臨床症状で判断されるもので、虫刺されや接触皮膚炎との鑑別を要することもあるとされています。手元の薬で対応することは、原因を確かめたことにはなりません。判断に迷う場合は医師や薬剤師にご相談ください。

帯状疱疹かどうかを自分で確かめる方法は示されていないことを示した帯

帯状疱疹のときはお風呂に入ってもよいですか?

入ってよいかどうかを直接述べた一次情報は見当たりません。そのため、ここでは入浴の可否を判断せず、うつさないための扱いに限って説明します。帯状疱疹.jpは、ウイルスは水疱に直接触れることで広がるとし、飛び散ったウイルスを吸い込むことで感染が起こる場合もあると添えています。伝わった先で起こるのは帯状疱疹ではなく水ぼうそうで、対象は免疫を持たない人です。家庭内に水ぼうそうの予防接種を受けていない赤ちゃんや、過去にかかったことがない人がいる場合は、水ぶくれに触れさせない配慮が必要になります。具体的な過ごし方は診察でご確認ください。

帯状疱疹でも出勤してよいですか?

帯状疱疹について法律で定められた就業制限は確認できませんでした。したがって、休むべきか出てよいかを資料から決めることはできません。書かれているのは、初期に軽症であっても無理をすることで重症化しうるということと、水疱に直接触れることでウイルスが広がるということの2点です。職場に水ぼうそうの免疫を持たない方がいるかどうかは自分では分かりません。痛みを我慢して普段どおりの負荷をかけ続けることは、資料の記述と逆の方向になります。仕事の内容と症状の程度をあわせて、診察の場でご相談ください。

帯状疱疹ワクチンを受けたのに発症することはありますか?

あります。帯状疱疹.jpは、ワクチンは帯状疱疹を完全に防ぐものではないが、発症しても症状が軽くすむという報告があると述べています。厚生労働省が示す予防効果も、接種後1年時点で生ワクチンが6割程度、組換えワクチンが9割以上という値です。接種を受けても発症する可能性は残るため、接種したことは発症の可能性を外す理由になりません。接種済みの方でも、片側に沿った痛みや発疹が出た場合は、接種を受けたことも含めて診察でお伝えください。

帯状疱疹ワクチンを受けたあとも発症することはありうることを示した帯

帯状疱疹ワクチンの効果が続く期間は?

厚生労働省は接種後1年・5年・10年の時点での数値を示しています。予防効果は接種後1年時点で生ワクチンが6割程度、組換えワクチンが9割以上、5年時点では4割程度と9割程度、10年時点では組換えワクチンが7割程度とされています。帯状疱疹後神経痛に対する効果については、接種後3年時点で生ワクチンが6割程度、組換えワクチンが9割以上と書かれています。示されているのはこれらの時点の数値で、何年で効果がなくなるという期限として書かれたものではありません。

帯状疱疹ワクチンに健康保険は使えますか?

使えません。帯状疱疹.jpは、予防接種に健康保険は適用されず接種費用は自己負担になると明記しています。ただし、定期接種の対象者は接種費用の一部の助成を受けられるとも書かれています。定期接種の対象は3つに分かれます。65歳を迎える方、60〜64歳でHIVによる免疫の機能に障害があり日常生活がほとんど不可能な方、2025〜2029年度の経過措置として、その年度内に70・75・80・85・90・95・100歳になる方です。対象から外れる場合は任意接種となり、自由診療での接種になります。詳しい費用はお住まいの自治体と医療機関にご確認ください。

「帯状疱疹の初期症状と前兆が出たら何科を受診する?」という問いに、一次情報を整理して出せる答えは症状の出方で受診先が分かれるというものでした。ただし、どの資料も自己判定の手順を示してはいません。症状が軽いことは、様子を見てよい根拠にはなりません。初期に軽症であっても無理をすることで重症化しうると書かれているためです。

受診先を自分で決めきってから動く必要はなく、振り分けそのものを診察に持ち込んで差し支えありません。要点を次にまとめます。

帯状疱疹の初期症状と受診先の考え方〜まとめ〜

受診先は症状の出方で分かれます。発疹があれば皮膚科、痛みだけなら内科やペインクリニック、目の周りなら眼科の受診が必要になることもあります。

前兆は片側のピリピリした痛みや違和感として数日から1週間続き、そのあとに赤い斑点と水ぶくれが出てきます。ただし個人差があり、かゆみやしびれだけの場合も、発疹が出ない場合もあります。軽いかどうかを自分で測る目盛りは資料の中にありません

抗ウイルス薬は皮疹が出てから72時間以内の投与が望ましいとされています。どの科か決めきれないときは、決めかねている状態のまま相談していただけます。

片側の痛みや発疹が帯状疱疹によるものか判断がつかない段階でも、池袋かめさん内科の内科診療でご相談いただけます。診察の結果、皮膚科や眼科での対応が必要と判断した場合は、その旨をお伝えします。帯状疱疹ワクチンも、豊島区の予防接種事業として取り扱っています。取り寄せとなる場合があるため、事前にご予約のうえご来院ください。詳細は料金表のページをご覧ください。

診療時間は9:00〜12:30と14:00〜18:00です。月曜と日祝は休診で、土曜は午前のみ診療しています。雑司が谷駅2番出口から徒歩2分、目白駅から徒歩10分、鬼子母神前駅から徒歩5分、池袋駅東口(南)から徒歩13分の場所にあります。発熱のある方や解熱剤を服用した方、新型コロナウイルスの自己検査で陽性となった方は、事前に発熱外来のご予約をお願いいたします。ご希望の日時で予約が取れないときでも、お電話でお取りできる場合もございますので、お問い合わせください。

03-3986-4466

受付時間:9:00-12:30/14:00-18:00

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